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貧乏症候群
外為貧乏症候群
壱. ちゃぶつき貧乏
トルです。お約束のぼくの敗北の歴史を語りましょう。
『ちゃぶつき』とは、買うと下がり、売ると上がるというように、思惑はずれになること。
 まず、初めて取引した業者は、手数料、10万ドル単位で、片道10銭、(20銭、30銭などの業者もあった。今も気をつけないと、こんなレートの業者が生き残っている。)
当時は、デイ取引の反対売買無料などなかったから、往復20銭、スプレッドが米ドル/円が7ポイントという今になっては、チョー高コスト体質でした。そんな状態での、戦術などは硬直的で、デイ取引などやれる状況じゃないし、やれば、十中八九つまらない結果になりました。
コストを考えた上で、順張りでやるとなると、レンジとして、問題のないところまで待ってから、予想を確認して、これなら思惑通りに行くだろうとポジションを持つ(売りでも買いでも)と、いきなり『ちゃぶつき』、多少の紆余曲折はあってもストップロス(50銭幅に設定)にヒット!コストで、27、000円、ロスカットで、50,000円 、あっという間に77,000円がもっていかれる。サヨウナラなんて言ってる時じゃない。場合によっては、スリッページも発生。(指値とズレて約定すること)どんなに、チャートを刻々を見つめていても、どこでエントリーすればいいのかさっぱりわからない。逆張りなんか何の根拠があれば出来るのか、ますますわからんという心理状態になっているわけですね。確実なのは、一回ボタンを押せば、27,000円かかるという厳然たる事実のみ。ここで、押したいが、まだ待てと思ってしまうぼく。そういう時は、すんなり、予想通りに、50銭ぐらい、動くのだ。クソ!悔しがっても、その次もどうしても押せないぼく。様子見、様子見、そのうち、レンジが変わっちゃう。そういうときに限って、思っている方向に行くんだな。動かなくてよかったと思うことより、動かなかった臆病さが悔やまれるぼく。それで、今度こそ・・・・意を決して、マイン!(ヨアーズ)さーポジションをもったぞ、エントリーおめでとう、サー上がれ上がれ(下がれ下がれ)おーちょっと待ってくれ!まさか!チョットまっちょくれ・・・単なる綾だろう、綾。そう言ってくれよ。(綾とは、上がり局面で、少し下がったり、(押し)、下がり局面で、少し上がったり(戻し)すること)・・・・まさか、やめてくれよ、勘弁してくれよ、またかよ・・・・ストップロスへの道へ粛々と進むのであります。あ〜見たくない。

弐. ストップロス貧乏
相場がどちらへ動くか自信がないから、いろいろな業者のアナリストなり、ストラテジスト、テクニシャンの相場情報、相場観、レンジ予想を頼りにそれぞれ10〜20ポイントインサイドの指値で、思惑を立てる。今日の指値は、5社の予想のすべてインサイドに抑えているから、まずいけるだろう、と思って外出。楽しみに帰って、システムを開くと、ありゃ〜!残高が減っているぞ。おかしいぞ。見間違いか。増えているはずの数字が減っているぞ。ゲ、間違いない。なんでやネン!????おそるおそるチャートを見てみて、分かる過去の足跡。見事、予想はインサイドであったのだが、もう3ポイント足らず、反転し、いつのまにか、予想以上に値動きをし、ストップロスにヒット、その後、また、反転、何事もなかったように、出かける前の値に戻っている。イッテコイお化けだ。ストップロスされれば、損害は大きい。予想通りにことが運ぶ場合は、取り幅が小さくなる傾向。10回思惑を立てても、とても、半分勝てないし、負ければ損害は勝った時の3倍だ。目に見えて、残高が減ってくる。この原因がコストであることは、はっきり分かっているんだど・・・・・・。

参. 早漏貧乏
 ライブチャートを見ながらなら、正しい状況判断ができたら、結果はうまくいきそうでしょう?でも、そうはいかないのが相場なんだな。相場格言で、『もうはまだなり、まだはもうなり』があるけど、ぼくらの共通心理として、利益が出ているときは、もう、手仕舞おうという焦りが出やすいよね。この保合なり、押し、戻しをしのげば、もうひとつ、ふたつ抜ける状態になるかもしれない、(他人事なら、絶対抜けるよ、と自信を持って言える場合でも) そうならない場合のことが頭の半分を占め、最後は、決まり文句、利食い千人力!と反対売買、決済ボタンを押すのじゃ。実際は、指値をしているのにもかかわらず、見切り発車。その後、相場は大きく伸びていくんだもんね。
損するときは、大きく、儲けるときは小さく、これでは、相場で勝っていくことはできないぜ。早漏貧乏も、貧乏スパイラルに入っているからだと部屋の中央で叫んでもどうにもならないぞ。

四. 玉砕貧乏
高コスト取引が余裕のない、無理なことを誘引することが分かってくるし、大体儲けられない、ドタバタもがき苦しんで、業者へ貢いでいるだけではいけないと、業者を変えるのでした。
手数料、5銭、スプレッド5銭コスト10銭の業者にしました。一往復で、27銭から15銭に減りました。これだけでも、一取引、10万ドルで、14,000円違いが出てくると喜んだもんですよ。
このころは、ストップロスが果たして必要なことなのか疑問になっていましたね。ストップロスは、取引上、リスクヘッジとして当たり前の処置とされていてますが、ストップロス分の負担がばかばかしく思われ、次第にしなくなっていったのです。また、それで、済む状況が続きストップロスは余程のことがない限りしないようになっていたのです。そんな折、グリーンスッポンとかいう米国のFRBの偉い人がトレンドをぶっ飛ばすことを言い放ったわけですよ。スッポンは、カメの一種だが、カミさまとは思っていなかったのが運のつき。この一言で、ぼくは地獄へ落ちて行ったのさ。一時的なことだと、自分に言い聞かせ、カムバック!シェーン!値が戻ることをひたすら祈るばかり。というより、戻らなければおかしい状況だったと証人喚問でもそう証言しますが、相場はいろんな人の思惑の総体。天変地異、テロ、疫病の類、あらゆる御まじないもいとわない心理状態。こちらに神風が吹くことを、ただただ請い願う。しかし状況は、ひたすら、強制ロスカットへ進むのでありました。そして、玉砕の時を迎えるのでしゅ。ナンマイダ・・・。

伍. シナリオプロット貧乏
相場は相場に聞けというでしょう、でも答えてくれないわけですね。 というより、どんなふうに聞けばいいのか、わからんわけですよ。で、聞かなくても、格調高く宣言してくれる人が、世の中に、たくさんいるわけですね。こんな人たちは、相当相場で儲けているのでしょう。
万事に疑うことを覚え始めていたぼくは、その人の予想を記録に残し、後で評価するようにしたのですが、大抵?ということで、もともと責任はないとおっしゃっているわけだから、プリントアウトするだけもったいなくなってきたぞ。でも、ミスターYという人が言ったことにはまっちゃいましてね。政府情報をおさえている人だからシナリオが日米でできているんだ。出来レースだ。よし、それなら、そっちの方向で(ドル安)、と思ったのは、いまになってみると、よくわからんとです。相場に、理屈がないから、よく思い出さんとです。でも、確かに、その後、米ドル高のトレンドに入ったかのように各アナリストは言い放っていくのでした。
後から言うのは、俺でもでける!!

六. テクニカル貧乏
(5)と時を同じくしチャート派のテクニシャンたちは、米ドルの予想を切り上げていったんです。チャートを見ると、そういう分析になるようなんだとか。しかし、皆いつも八卦見みたいじゃないか思うわけですよ。確率的にいって、当たるも八卦、当たらぬも八卦というと、5割は当たりそうじゃないですか?だったら、彼らは、八卦見程度のことはあるわけですね。
テクニカル分析というと、歴史は繰り返すということが、分析法の正当化の根拠のようですけど、現在は、各ファンドが、プログラムディーリングしてくるので、本当に、ピタリ当たることもままあるんですね。
趨勢がそういうふうになり始めたとき、ぼくもそういう動きで儲けていたから、相場に聞けっていうし、逆らってもしょうがないからと、不注意に立てた保合での買い玉が、その後の首を絞めることになったのでした。その後、ドル高シナリオやプロットを口にした人が、先頭に立って、円高を公言し始め、世のアナリスト、ストラテジスト、テクニシャンたちは押し並べてドル安傾向は既定のトレンドとまで言い出したのですね。おい、ちょっと待ってくれや。米国の双子の赤字や、日本の財政破綻進行中、地政学的リスクは、いつでもあることで、数週間毎に改善したり、悪化したりするもんと違うやろ!といいたいですね。だから、もう僕は何を信じたらいいのかわからんとです。自分が一番信じられんとです。

七. デイトレーディング貧乏
で、またまた時代は変わり、インターネット時代の趨勢というか流れで、手数料が安いところが出てきたんです。10万ドル1000円、スプレッド4銭なんです。それで、一往復取引で、コストが6銭になったんです。このときはすでに天下を取ったかのように思ったわけですよ。これで、保合相場でも、どんどんデイトレーディングエントリー、日銭を稼ぐぜってね。でも、相場の七不思議、6銭は、中途半端な数字で、7銭から、利益が出るわけでしょう。1分のチャートで、上昇、下降の反転後変動幅を調べたら4〜5銭は85%いくんだけど、7銭以上というと50%を切り、その後反転という悲惨なことが多いのです。そんなことも、散々デイトレーディングで、業者へ多額の授業料を納めて学習してわかったことなんですね。

八. コンピューター環境貧乏 【誰も責任を取らない現代の暗部】 
わちきのPCが悪いのか、システムそのものが悪いのか、インターネット環境が悪いのか、過剰アクセスが悪いのか・・・・突然シャットダウンする画面、いう事をきかないボタン、職場放棄をして再起動を提案してくるPC・・・こんなことで、何百万が消えました。最新鋭のPCが何台買えるんだよ!!

治療法の確立
こんな時、スプレッドを含めて3銭程度で、取引ができれば必ず勝てることを確信するに至ったのでした。
そのとき、天の配剤、月定額料金制を採る業者が現れ、(システムも世界最新鋭)この夢の環境を多くの人と共有し、なおかつ更なる条件向上を目指し沢山の人の賛同と参加を得て、清く正しい圧力集団として成長する会員くらぶを立ち上げるのでした。年金がなくなるぞ 税金が増えるぞ 日本が破綻するぞ・・・と将来に向けわれわれは、過酷な相場を生き抜くべく、外為相場では絶対に勝つように、皆で環境づくりをしていきましょう。と、いうことで、ぼくの病気は完治したのでした。メデタシ、メデタシ。
7月からは手数料無料です。!!
・・・・・・・・・・・・・・
以上は、今は昔のお話。
一年一年、環境が変わります。
地球温暖化ほど存在に関わる環境変化ではないけれど、トレーダーとしては大きな改善がありました。
インターバンクレート並のスプレッド出現。1口座で両建てができ、ポジション別管理、ロールオーバー金額表示なし、システムの充実(チャートの充実)等てんこ盛りのいい感じになってきたのです。
あ〜これで儲けられないとしたら、あんた、一体なんなのさ、てか。

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